「コンセントが足りない!」古い家の電源不足、諦めていませんか?
スマートフォン、タブレット、パソコン、テレビ、エアコン、空気清浄機──現代の生活では、昔とは比べものにならないほど多くの家電を使います。
しかし、築20年以上の古い家では、コンセントの数が圧倒的に不足しています。延長コードやタコ足配線でなんとかしのいでいる方も多いのではないでしょうか。
「でも、古い家だしコンセント増設は無理なのでは?」
「工事費が高そう…」
「何個まで増やせるの?」
そんな疑問にお答えするため、この記事では兵庫県赤穂市で電気工事を手がける株式会社MORIDEN GROUPが、コンセント増設の基礎知識・何個まで増やせるのか・費用相場をわかりやすく解説します。
⚠️ タコ足配線は火災の危険!
延長コードやタコ足配線を多用すると、コンセントに負荷がかかり、発熱・発火の原因になります。特に古い家では配線も劣化しているため、コンセント増設で根本的に解決することをおすすめします。
なぜ古い家はコンセントが少ないのか?
築20〜30年以上の住宅では、1部屋に2〜3口のコンセントしかないことが一般的です。これは、建築当時の生活スタイルに合わせて設計されているためです。
昔と今の家電使用状況の違い
| 項目 | 30年前 | 現在 |
|---|---|---|
| リビング | テレビ、電話程度 | テレビ、レコーダー、Wi-Fiルーター、スマホ充電器、空気清浄機、加湿器など |
| 寝室 | 照明、目覚まし時計 | エアコン、スマホ充電器、加湿器、サーキュレーターなど |
| キッチン | 冷蔵庫、電子レンジ | 冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースター、電気ケトル、食洗機など |
このように、現代の生活では圧倒的に家電が増えているため、古い家のコンセント数では対応しきれないのです。
コンセントは何個まで増やせる?
「コンセントを増やしたいけど、何個まで増やせるの?」という疑問をよく聞きます。実は、単純に「何個まで」とは決められません。重要なのは「その回路で使える電気の容量」です。
電気容量の基本ルール
一般的な家庭の1つの回路(ブレーカー1つ分)は、15A〜20Aの容量があります。これは、ワット数に換算すると約1,500W〜2,000Wです。
例: 1つの回路で使える容量が1,500Wの場合
- 電子レンジ(1,000W) + 炊飯器(500W) = 1,500W → ギリギリOK
- 電子レンジ(1,000W) + 炊飯器(500W) + トースター(1,000W) = 2,500W → 容量オーバー!
つまり、コンセントの「数」よりも、その回路で使う家電の「合計ワット数」が重要なのです。
既存の回路にコンセントを増やす場合
既存の回路から分岐してコンセントを増やす場合、その回路の容量を超えないように注意が必要です。
- 増やせる数: 回路の容量内であれば、技術的には何個でも増設可能
- 注意点: 増やしたコンセントで大容量の家電を使うとブレーカーが落ちる
新しい回路(専用回路)を増やす場合
大容量の家電(エアコン、IHクッキングヒーター、エコキュートなど)を使う場合や、既存回路の容量が足りない場合は、分電盤から新しい専用回路を引く必要があります。
- メリット: 他の家電の影響を受けず、安定して使える
- 注意点: 分電盤に空きスペースが必要。分電盤自体の交換が必要な場合も
💡 プロのアドバイス
「コンセントを増やしたい」というご相談の際は、まずどこで・どんな家電を使うのかを電気工事業者に伝えましょう。それに基づいて、既存回路への増設で大丈夫か、新規回路が必要かを判断します。
コンセント増設の方法と費用相場
コンセント増設には、主に3つの方法があります。それぞれの特徴と費用相場を見ていきましょう。
1. 既存のコンセントから分岐して増設(最も一般的)
方法: 近くにあるコンセントから配線を分岐させて、新しいコンセントを設置します。
こんな場合におすすめ:
- 近くにコンセントがある
- 増やしたいコンセント数が1〜2個
- 使う家電の消費電力が小〜中程度
費用相場: 8,000円〜15,000円/1口
- 露出配線(配線を壁の表面に這わせる):8,000円〜12,000円
- 隠蔽配線(壁の中に配線を通す):12,000円〜20,000円
2. 新しい回路(専用回路)を分電盤から引く
方法: 分電盤から新しい配線を引いて、専用の回路を作ります。
こんな場合におすすめ:
- エアコンなど大容量の家電を使う
- 既存回路の容量が不足している
- ブレーカーがよく落ちる
費用相場: 20,000円〜40,000円
- 配線の長さ、工事の難易度によって変動
- 分電盤に空きスペースがない場合、分電盤の交換が必要(+50,000円〜100,000円)
3. 床下・天井裏を使った大規模な配線工事
方法: リフォームと併せて、床下や天井裏を使って複数のコンセントを一度に増設します。
こんな場合におすすめ:
- 複数の部屋でコンセントを増やしたい
- リフォーム・リノベーションのタイミング
- 配線を綺麗に隠したい
費用相場: 100,000円〜300,000円
- 増設する数、配線の長さ、工事の難易度によって大きく変動
費用を左右するポイント
- ✅ 配線方法: 露出配線は安価、隠蔽配線は高価
- ✅ 設置場所: 分電盤から遠い、配線が通しにくい場所は高くなる
- ✅ 壁の構造: コンクリート壁、タイル壁は工事が難しく高額
- ✅ 分電盤の状態: 古い分電盤は交換が必要な場合も
古い家でコンセント増設する際の注意点
1. 分電盤の容量と空きスペースを確認
古い家では、分電盤自体が古く、新しい回路を増やすスペースがない場合があります。その場合、分電盤ごと交換が必要になることも。
2. 配線の劣化をチェック
築30年以上の住宅では、配線自体が劣化している可能性があります。コンセント増設のタイミングで、配線の点検・交換も検討しましょう。
3. 契約アンペアの見直しも検討
コンセントを増やして家電が増えると、全体の電気使用量も増えます。現在の契約アンペア(30A、40Aなど)で足りるか確認し、必要に応じて契約アンペアを上げることも検討しましょう。
4. タコ足配線は絶対NG
コンセント増設までの間も、延長コードやタコ足配線の多用は避けましょう。特に、消費電力の大きい家電(電子レンジ、ドライヤー、電気ストーブなど)を延長コードで使うのは危険です。
🚨 こんな症状があれば今すぐ相談を
- コンセントが焦げ臭い、変色している
- プラグを差すとバチバチ音がする
- コンセントが熱を持っている
- 頻繁にブレーカーが落ちる
これらは配線トラブルや火災の前兆です。すぐに電気工事業者に点検を依頼してください。
賃貸物件でもコンセント増設はできる?
賃貸物件の場合、大家さんや管理会社の許可が必要です。特に壁に穴を開ける工事は、原状回復の問題が関わるため、事前に必ず相談しましょう。
許可が得られない場合は、露出配線での増設やモール(配線カバー)を使った配線で対応できることもあります。
赤穂市でコンセント増設なら、MORIDEN GROUPにお任せください
株式会社MORIDEN GROUPは、兵庫県赤穂市を拠点に、一般家庭から店舗、管理物件まで幅広く電気工事を手がけています。
MORIDEN GROUPが選ばれる理由
- 古い家の電気工事に豊富な実績 – 築年数の古い住宅特有の問題にも対応
- 現地調査・お見積もり無料 – まずは現状を確認し、最適なプランをご提案
- わかりやすい料金説明 – 追加料金なし、明朗会計で安心
- 地域密着のフットワーク – 赤穂市・周辺地域なら迅速に駆けつけます
- アフターフォローも万全 – 工事後のトラブルにもしっかり対応
こんなご相談もお気軽に
- 「キッチンのコンセントを2口増やしたい」
- 「リビングにエアコン用の専用回路を引きたい」
- 「古い分電盤を新しくしたい」
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現地を確認し、お客様の生活スタイルに合わせた最適なコンセント配置をご提案します。
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まとめ
古い家でもコンセント増設は可能です。ただし、「何個まで増やせるか」は回路の容量次第。使いたい家電の種類や消費電力によって、既存回路への増設で十分な場合と、新しい専用回路が必要な場合があります。
費用相場のおさらい:
- 既存回路から増設:8,000円〜15,000円/1口
- 専用回路を新設:20,000円〜40,000円
- 大規模工事:100,000円〜300,000円
タコ足配線は火災のリスクがあるため、早めの増設をおすすめします。赤穂市・周辺地域でコンセント増設をお考えなら、MORIDEN GROUPにお気軽にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です!
